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今日は多数のEV関連ニュースから注目の情報として「【【月別速報】電気自動車(EV)の普及率は?2030年4月の燃料別車の販売台数」をEVライフライターが紹介します。
【月別速報】電気自動車(EV)の普及率は?2023年4月の燃料別車の販売台数の概要
車は私たちの生活になくてはならないものとして活躍しており、その需要は乗用車の生産と販売にも反映されています。これら乗用車の燃料販売に関する統計は、日本でユーザーに人気のある車を知るのに役立ちます。そこでこの記事では、2023年4月の日本における乗用車の燃料販売台数を見ていきましょう。
電気自動車(EV)の普及率は?乗用車の燃料タイプ別販売台数
日本の自動車市場では様々な種類のクルマが販売されており、燃料ごとにタイプ分けできます。2023年4月における、日本の乗用車の燃料販売台数は以下の通りです。
ガソリン - 73,789
ハイブリッド車(HV) - 101,101
プラグインハイブリッド車(PHV) - 3,958
ディーゼル - 10,858
電気自動車(EV) - 3,309
燃料電池自動車(FCV) - 25
その他 - 2
以上のデータから、2023年4月における日本の乗用車の大半はガソリン車とハイブリッド車で占められており、それぞれ、38.2%と52.4%のシェアを占めていることがわかります。また電気自動車の販売台数は全体の1.7%程度であることがわかります。もう少し詳細に販売台数の内訳を見ていきましょう。
【月別速報】電気自動車(EV)の普及率は?2023年4月の燃料別車の販売台数の詳細
2023年4月のガソリン車の販売台数
2023年の日本におけるガソリン燃料の乗用車の販売台数は、合計73,789台でした。この数値は、前年比102.1%の増加です。販売台数の増加の背景には、乗用車の需要増とガソリン価格の下落により、ガソリンエンジン搭載車が購入しやすくなったことが挙げられます。
2023年4月のハイブリッド車(HV)の販売台数
2023年の日本におけるHVの販売台数は101,101台で、前年比142.8%増とでした。この販売台数の増加は、環境に優しい車へのシフトと、自動車運転者による二酸化炭素排出量の減少を意味しています。
2023年4月のプラグインハイブリッド車(PHV)の販売台数
2023年の日本におけるPHVの販売台数は3,958台です。前年比174.4%増で、このうち44%がマツダ車によるものでした。PHVは、従来の自動車に比べて二酸化炭素排出量が少ないことから、販売台数が増加しています。
2023年4月のディーゼル車の販売台数
ディーゼル車は、2023年の日本での販売台数が10,858台でした。これは、前年度から166.6%増加したことになります。これらの車は、よりトルクがあり、より燃費の良い車を好む自動車ユーザーに支持されています。
2023年4月の電気自動車(EV)の販売台数
2023年の日本におけるEVの販売台数は3,309台で、前年比205.5%増となりました。日産自動車がEV販売台数全体の58%を占め、トップとなった。販売台数の増加は、日本政府がクリーンエネルギーの推進と温室効果ガス排出量の削減に向けたインセンティブを提供していることに起因していると考えられます。
2023年4月の燃料電池車(FCV)の販売台数
FCVの日本での販売台数は25台で、トヨタが最前線に立っています。FCVは、購入コストが高く、燃料補給ステーションが少ないため、販売が低迷しています。
【月別速報】電気自動車(EV)の普及率は?2030年4月の自動車メーカー別乗用車の販売台数
日本の自動車市場では、自動車メーカーごとに異なるマーケットシェアを持っています。自動車メーカー別の販売台数の内訳は以下の通りです。
2023年4月のダイハツの販売台数
ダイハツの2023年の日本での販売台数は2,889台で、前年比111.2%増となりました。ダイハツ車の売れ筋は、「ロッキー」でした。
2023年4月のホンダの販売台数
ホンダの2023年の日本における乗用車の販売台数は15,535台で、前年比105.6%増となった。同自動車メーカーのトップは「フリード」でした。
2023年4月のマツダの販売台数
マツダの2023年の国内乗用車販売台数は11,003台で、前年比213.2%増となりました。SUVの「CX-5」が売れ筋モデルでした。
2023年4月の三菱自動車の販売台数
2023年の日本での販売台数は3,745台で、前年比191.0%増となりました。「デリカD5」が最も好調なモデルでした。
2023年4月の日産自動車の販売台数
2023年の日本における乗用車の販売台数は18,077台で、前年比134.6%増となりました。「ノート」が最も好調なモデルでした。
2023年4月のスバルの販売台数
スバルの2023年の国内乗用車販売台数は6,143台で、前年比107.1%増となりました。「インプレッサ」がトップモデルとなりました。
2023年4月のスズキの販売台数
スズキの2023年の国内乗用車販売台数は9,015台で、前年比156.5%増となりました。「ソリオ」がトップセールスモデルでした。
2023年4月のトヨタの販売台数
トヨタの2023年の国内乗用車販売台数は108,955台で、前年比126.4%増となりました。同メーカーの上位機種は「ヤリス」と「カローラ」でした。
2023年4月の輸入車の販売台数
2023年の日本における輸入乗用車の販売台数は17,680台で、前年比98.5%増となりました。
まとめ:電気自動車(EV)の普及率は?2030年4月の自動車メーカー別乗用車の販売台数
結論として、日本における乗用車の燃料タイプ別販売台数は、環境対応車への嗜好の変化を示してることが伺えます。自動車ユーザーによる環境対応車への需要の高まりは、再生可能エネルギーの推進と温室効果ガスの排出削減を目的とした政府の取り組みにも関わってきます。現状はまだ、電気自動車の購入コストが比較的高く、充電インフラが不十分であるため、現在はハイブリッド車がメインのシェアを有しています。
最後に、今後数年間、日本における乗用車の燃料販売に関するこれらの傾向は、技術の進歩や市場ニーズの変化に応じて進化し続けるでしょう。
消費者が交通手段の選択が環境に与える影響をより強く意識するようになるにつれ、長期的には環境に配慮した自動車への需要が高まると予想されます。自動車メーカーは、市場の変化に対応するため、電気自動車やハイブリッド車への投資を増やす必要があるでしょう。さらに、日本政府はクリーンエネルギー車の使用を促進するためのインセンティブを提供し続ける見込みであり、これが環境対応車の販売をさらに促進することになるでしょう。
さらに、自律走行車の台頭により、共有輸送サービスへのシフトも考えられるため、特定のタイプの車両や燃料タイプに対する市場の需要にさらに影響を与える可能性があります。その結果、自動車メーカーは、こうした市場動向の変化に対応し、競争力を維持するために適応していく必要があります。
参考:大阪ガス
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