充電の手間が減る航続距離の長い電気自動車(EV)をチェック!
電気自動車(EV)の課題の1つでもありますが、充電をするのは手間がかかります。充電時間がガソリン車の給油と比べると長く、それに伴って、充電待ちが発生すると待ち時間もさらに伸びます。充電の手間を軽くしたい方に人気なのが、航続距離の長い電気自動車(EV)です。
そもそも電気自動車(EV)の航続距離とは?
電気自動車(EV)の航続距離とは、満タンに充電された状態で走ることのできる距離(km)です。つまり、航続距離が長いEVは「充電なしで長く走れる電気自動車(EV)」ということができます。
*航続距離の規格には、国際基準であるWLTCや日本独自のJC08などがあります。当サイトでは、国際的かつEVとガソリン車の走行距離を横並びに評価しやすい「WLTC」のみを採用し、比較しています。
航続距離の長い電気自動車(EV)は、セダンのボディタイプが中心ですが、最近では実はSUVのタイプも増えつつあります!航続距離の長いモデルの電気自動車(EV)はさまざまなEVメーカーの開発目標とされておりましたが、2010年後半と比べると、最近のEVは実用レベル(航続距離が300kmを超える)EVが多数販売されています。
そこで今回は、航続距離の長い電気自動車(EV)のおすすめをランキング形式でご紹介しました。ランキングは公式に発表されている航続距離の性能を基準に作成しました。最長の航続距離を誇るEVで、かつ、値段の低めな電気自動車(EV)を知りたい方はぜひ「並び替え」の機能を合わせてご検討ください。
航続距離の長い電気自動車(EV)のメリット・デメリット
✔充電手間が少ない
✔︎移動制限が少ない
✔︎充電代が安定する
✔︎値段が高い
✔︎重量税があがる
✔︎充電時間が長い
■航続距離の長いEVのメリット
航続距離の長い電気自動車(EV)は、充電する回数を少なるすることができますので、充電の手間を減らすことができます。航続距離が短いEVだと、150-200km走ったら充電に行く必要があるEVもあり、充電にいくと20〜30分程度かかるので、長距離の旅行などで一気に目的地まで行きたい場合は不向きになります。航続距離はEV選びの重要なポイントになります。
航続距離のが長いものでは、600kmを超えるEVもあり、日本国内で言うと、東京から秋田までを充電無しで進ことができ、充電ストレスなく移動を楽しむことができます。また、日本の田舎では、急速充電インフラが弱い場所もあるため、移動経路(充電経路)を考える必要もありますが、航続距離の長いEVでは、充電に対する心配も減らすことができます。
■航続距離の長いEVのデメリット
航続距離を長くするための設計には、より多くの電池が搭載されているために、値段が上がり、重量が増える傾向があります。本体価格はもちろんのこと、重量が増えると重量税も増える(0.5t増えるごとに+5,000円/2年間)ため、維持費に影響を与えます。
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航続距離の長い電気自動車(EV)の選び方
✔︎航続距離の長い電気自動車(EV)の選び方
・航続距離で選ぶ
・許容人数で選ぶ
・価格層で選ぶ
航続距離の長い電気自動車(EV)選びで最も重要になるのはもちろん「航続距離」です。2020年付近になると、航続距離はかなり改善され、2023年現在では、500km以上のEVはザラにあり、600km以上のEVまで登場しています。なお、ガソリン車の平均航続距離が600km程度と言われているので、600kmを超えるEVではガソリン車でほとんど遜色ないレベルでドライブを楽しむことができます。
航続距離の長い電気自動車(EV)選びの他のポイントは「許容人数」です。EVでは航続距離を長くするために、車体をスリムにする設計を取られることがあり、伴って乗り合いできる人数も少なくなってしまいます。一方で最近ではSUV系のボディタイプでも長い距離を走ることのできるEVが登場していきているので、ライフスタイルに合わせて選んでいきましょう。
また、航続距離の長い電気自動車(EV)選びでは「価格層」もポイントになります。EVの製造費用において「電池代」は大きな割合を占めるため、航続距離の長いEVでは、本体価格も高くなりがち。一方、電池容量あたりの航続距離(=電費)が良いEVでは、航続距離に対して本体価格が安めになります。お得に長く走れるEVを選びたい場合は電費を気にしながら探していきましょう。
まとめ:航続距離の長い電気自動車(EV)で楽しいEVライフを
今回は、航続距離の長い電気自動車(EV)のおすすめランキングを紹介しました。ライフスタイルに合ったEVを選ばれる場合は、「選び方」でご紹介した内容を参考にして、あなたにピッタリのEVを見つけてもらえたら幸いです。