こんにちは、EVライフ編集部です。
「電気自動車(EV)への乗り換えを検討しているけど、最初から新車購入は怖いな。。。最近はEVのサブスクとかレンタルとか出てきるっていうけど、そういうサービスってどうなんだろう?」
こんな疑問に答えます。
本記事は「【新時代】EVは新車購入?サブスク?リース?レンタカー?おすすめサービスを徹底比較!」について紹介します。
電気自動車(EV)のサブスク・リース・レンタカーとは?
はじめに、電気自動車(EV)のサブスク・リース・レンタカーの違いを紹介します。
電気自動車(EV)のサブスク・リース・レンタカー
まず、EVは新車購入の他にも乗る方法があり、「サブスク・リース・レンタカー」は一時的にEVを借りるサービスになります。
新車購入では初期費用が大きくなり、借入の手配が難しかったり、購入までのハードルが大きくなるという点がありました。一方、EVを一時的に借りる形態を取ることで、初期の費用を大きく抑え、ローンなどの借入の手配が不要になります。
サブスク・リース・レンタカーの違い
サブスクもリースもレンタカーも車を借りる点では同じサービスのように感じますが、どのような違いがあるのでしょうか。サブスク・リース・レンタカーの違いを紹介していきます。
サブスク
サブスクとは、定額料金を(基本的に毎月)支払うことで一定期間にサービスを利用できる仕組みのことをいいます。
電気自動車(EV)のサブスクの場合、多くは契約期間が最短で1年〜になります。
リース
リースとは、長期間にわたって一定のお金を支払ってモノを借りるサービスのことをいいます。
電気自動車(EV)のリースの場合、多くは契約期間が最短で1年〜になり、実質的にサブスクと変わりません。
レンタカー
レンタカーとは、お金を支払って一時的に車を借りるサービスのことをいいます。
電気自動車(EV)のレンタカーの場合、契約期間は最短で1時間〜になり、サブスクやリースと比べると「一時的な利用」というところで差異があります。
月額でレンタカーをできるサービスもありますが、「1週間・2週間・1ヶ月」程度のスパンが型のもの、または必要に応じて1日ごとに延長していくサービスなど、期間については様々ですが、1ヶ月以上のレンタルになる場合はリースやサブスクの方がお得になります。
電気自動車(EV)のサブスク・リース・レンタカーを使うメリット・デメリット
電気自動車(EV)のサブスク・リース・レンタカーを使うメリットとデメリットを紹介します。
電気自動車(EV)のサブスク・リース・レンタカーを使うメリット
✔︎メリット
①初期コストを抑えられる
②自分に適したEVを各種検討できる
③時代にあった高性能なEVを楽しめる
電気自動車(EV)のサブスク・リース・レンタカーを使う主なメリットは初期コストを抑えられることです。2023年現在、電気自動車(EV)の本体価格の中央値はガソリン車の本体価格の中央値よりも100万円以上も高いため、初期コストが大きくなります。そのため「せっかく買ったのに、後悔、、、」というようなケースの場合は、費用面での痛手も大きくなります。一方、サブスク・リース・レンタカーの場合、初期費用を支払う必要がなく、月額制のために、大きな出費による痛手はなくなります。
また、ガソリン車と比べると、EVは充電の方法から航続距離や充電インフラなど、数点変わるところがあります。そのため、サブスクなどで複数の車種の違いを知ってEVのライフスタイルを理解した上で、EVの充電時間、充電できる場所、航続距離を選んだ方が後悔の少ないEV選びに繋がります。
さらに、サブスク・リース・レンタカーを使うことで、より高水準なEV生活を過ごせやすくなります。EVは、2022年が「EV元年」と言われ、多くの車種がリリースされ始めていますが、2022年から2030年(多くの企業が脱炭素に向けた電動化の目標を掲げている区切りの年)に向けて、年々新規のモデルが投入されていくことが発表されています。急激に増える車種の中では、より高性能・より安価なEVが台頭してくる可能性も高くなります。そのため、1車種決めうちの購入に比べて、サブスクスタイルで定期的に車種を変更することで、より高性能なEVを利用できる可能性が高まります。
電気自動車(EV)のサブスク・リース・レンタカーを使うデメリット
✔︎デメリット
①財産にならない
②自車のように好き勝手できない
電気自動車(EV)のサブスク・リース・レンタカーを使う主なデメリットは、契約が切れた後に財産にならないことです。サブスクの月額費用は、新車の「現金一括購入」より1,000円程度高く、新車のローン購入と比べると数千円で安くなります(あくまでも傾向であり、車種やローンの利率でも異なります)。一方、サブスクの場合は契約が切れた後に財産として残りません。購入した場合は本体費用の支払い終了後は、維持費のみの支払いになりますが、サブスクの場合は、新しい車を探し、再度本体費用を含む支払いをする必要があります。一方、新車購入の場合は、(現金一括の際は)毎月の支払いが1,000円前後高かったとしても、その車は自分の財産になるために、売却することで大きな金額が手元に残ります。
なお、サブスクのサービスの中には契約が切れた段階で自分の所有物にすることを選べるタイプもありますが、そうしたサービスは毎月の維持費が高くなる傾向があります。
長期の利用を考えるのであれば、金額面では概ね新車購入(または中古車購入)の方が、支払い後の財産価値を含めた収支でプラスになります。
【全10種】電気自動車(EV)のおすすめのサブスク・リース
以上のメリット、デメリットを踏まえた上で、EVのサブスク・リース・レンタカーを検討される場合におすすめのEVサブスクサービス全10種類を紹介します。
✔︎EVおすすめサブスク・リース
SOMPOで乗ーる:EVの取り扱い車種数No.1。多くの車種のEVを探したい方におすすめのEVサブスク。
MOTAカーリース:距離制限なし。EV普及に対して前向きなEVサブスク。
リースナブル:業界最安レベル。月額10,000円以下から新車に乗れるEVサブスク。
ニコノリ:有名なニコニコカーリースが提供するEVサブスク。ボーナス払い制対応。
KINTO:トヨタが提供する自動車のリースおよびレンタルサービスを行うEVサブスク。
EVサブスク10種類の比較表
それぞれのEVサブスクを一覧で比べると次のようになります。注意点として、車のサブスクを運営している全ての企業が電気自動車(EV)を取り扱っている訳ではありません。電気自動車(EV)は普及初期の車種であるため、取り扱いの企業も限定されます。
サービス | EV車種数 | 月額目安 主に日産リーフ*4 | 契約年数 | もらえる オプション | 途中解約*3 |
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SOMPOで乗ーる(そんぽでのーる) | ◎ 14 | △ 62,040円〜*2 | ◯ 3,5,7,9年 | ◯ あり | ◯ できる *期間により違約金あり |
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MOTAカーリース | △ 3 | ◯ 27,390円〜 (モデルX) | △ 7,9,11年 | ◯ あり | ◯ できる *違約金あり |
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リースナブル | △ 2 | ◎ 19,800円〜 (モデルXV) | △ 3,5,9年 | × なし | ◯ できる *残価差額支払いあり |
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ニコノリ | ◯ 6 | ◎ 16,500円〜 (モデルX) | ◎ 1年以上~9年 | ◯ あり | × 原則不可 |
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ENEOSカーリース | △ 4 | △ 53,900円〜 (モデルX) | △ 5,7年 | × なし | × 原則不可 |
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KINTO | △ 1 | トヨタbz4X 106,700円 | △ 10年 | × なし | ◯ できる *違約金あり |
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ClickMobi (NISSAN) | △ 2 | △ 55,330円〜 (モデルe+G) | △ 5,7年 | ◯ あり(買取制) | ◯ できる *違約金あり |
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Honda ON (HONDA) | △ 1 | Honda e 31,160円〜 | △ 3,5年 | ◯ あり(買取制) | ◯ できる *残価差額支払いあり |
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定額カルモくん | × 0 | ー | ー | ー | ー |
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MINT | × 0 | ー | ー | ー | ー |
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*1:月額は各社が提供している最安プランを参照しています。必ずしも一律条件での料金比較でないことをご了承ください。
*2:他社と異なるグレードのリーフになるため、値段は参考までにご覧ください。
*3:途中解約できるものでも、違約金が発生する場合があります。
*4:リーフの取り扱いがない場合には、取り扱い車種の月額を記載しています。
以下、ピックアップして幾つかのEVサブスクサービスを深堀して紹介していきます。なお、KINTO、ClickMobi、Honda ONは、各自動車メーカーが提供するEVサブスクサービスになるため、取り扱いの車種は各社の電気自動車(EV)に限定されます。
EV参照:SOMPOで乗ーる(そんぽでのーる)
SOMPOで乗ーる(そんぽでのーる)は、EVの取り扱い車種が最も多いEVサブスクサービスです。
初期費用が0円なのはもちろんのこと、残価(契約期間後の車の価値)を設定し、残価差し引き価格を月額料金とすることができるので、毎月の支払いが比較的に安くなります。
契約期間も3年からと比較的に短めに始めることができるので、3年スパン程度でたくさんの車種を楽しみたい方におすすめのEVサブスクになります。
従来の新車購入では、頭金や諸経費などの初期費用の他に、車検時にまとまった費用が必要でした。SOMPOで乗ーる(そんぽでのーる)では、それら様々な費用の全てを月額の料金プランに入れ、気軽にクルマを持てるようにしました。
✔︎SOMPOで乗ーる(そんぽでのーる)で対応しているEV
・リーフ(日産)
・サクラ(日産)
・アリア(日産)
・eKクロスEV(三菱自動車)
・ホンダe(ホンダ)
・etron S(アウディ)
・e-tron(アウディ)
・e-tron Sスポーツバッグ(アウディ)
・ソルテラ(スバル)
・EQC(メルセデスベンツ)
・EQA(メルセデスベンツ)
・iX3(BMW)
・iX(BMW)
・i4(BMW)
SOMPOで乗ーるの最大の特徴は、EVサブスクの中で、最大の電気自動車(EV)の車種の取り扱い量が多いことです。電気自動車(EV)のサブスクでは、多くのサービスで車種が限定されておりますが、その中でも二桁台のEV車種を取り扱うEVサブスクサービスになります。多くのEVの中から自分にあった電気自動車(EV)を選びたい方は、ぜひご検討をしてみてください。
> SOMPOで乗ーるの詳細はこちら
MOTAカーリースは、移動制限のないEVサブスクを提供するサービスです。
トップのメッセージのとおり「EVをもっと身近に MOTAカーリースは日本のEV普及に 全力で取り組みます」と、EV普及に対して、とても前向きに取り組んでいる企業が提供するサービスになります。
とくに、MOTAカーリースと他社との差異は、MOTAカーリース独自の「20万円キャッシュバック」を実施していることです。MOTAカーリースで電気自動車(EV)を契約した場合は、20万円のキャッシュバックを受けることができます(なお、国の補助金事業の終了後も継続を予定していますが、キャッシュバックは事前の予告なく、終了する可能性がありますのでサイトより最新の情報をご確認ください)。
また、他社EVのサブスクと比べると移動距離制限がないことも特徴の1つになります。
キャッシュバックを受けながら、移動制限なくEVを楽しみたい方におすすめのEVサブスクになります。
✔︎MOTAカーリースで対応しているEV
・リーフ(日産)
・アリア(日産)
・ホンダe(ホンダ)
参照:MOTA
MOTAカーリースの最大の特徴は、MOTA独自の20万円キャッシュバックシステムです。MOTAを通して電気自動車(EV)を契約した場合、20万円ものキャッシュバックを得ることができます(23年9月現在)。電気自動車(EV)は補助金が適用され、新車購入の場合には多くの恩恵を受けることができますが、サブスクになると補助金の恩恵を受けることができないEVサブスクサービスもあります。EVサブスクでありながらも大型のキャッシュバックを受けられ、お得に電気自動車(EV)を選びたい方は、ぜひご検討をしてみてください。
> MOTAの詳細はこちら
リースナブルは愛知県に本社を持つ株式会社三和サービスによるカーリース事業です。リースナブルの料金は頭金0円で、すべての月額設定のため大きな出費もなく必要な時にすぐ買えます。3年・5年・9年の中・長期カーリースで、ボーナス払い併用により月額10,000円以下から新車に乗れます。
また、リースナブルなら中古車市場で値段が大きく落ちる前に下取り清算できるため、余分なお金を払わず乗り換えできるとしています。お客様に代わってリースナブルが車を仕入れるので、よりお得な価格でご提供できます。
リースナブルはすべて新車保証付き(メーカー保証5年)のため、万が一の場合にも安心してご契約頂けます。また、リース期間の車検はすべて無料で車検時期にお知らせが届くので車検忘れで困る事もありません。さらに、リースナブルは途中解約が可能で、「ほかの車に乗り換えたい」「途中買取したい」という場合も、お客様のタイミングで解約できます。
✔︎リースナブルで対応しているEV
・リーフ(日産)
・サクラ(日産)
参照:リースナブル
リースナブルは、バランスの良いEVサブスクサービスです。ボーナス払いに対応していることから、月のサブスク費用を抑えることができ、利用形態によっては月額1万円以下からも利用できる車種を検討することができます。月の維持費を極力おさえた形式で検討の方におすすめです。
> リースナブルの詳細はこちら
参照:ニコノリ
ニコノリは、ニコニコカーリースが提供するサービスの1つで、EVサブスクサービスも提供しています。ニコノリは、頭金が0円で、車検、自動車税、メンテナンス費用などが月々定額の料金に含まれている安心の料金パックを提供。ボーナス加算を活用して、月々費用を抑えられる支払いの仕組みも提供しています(ボーナス加算なしの月々均等払いでのお支払いも選べます)。また、契約終了後は車がもらえ、リース期間は1〜9年と様々な設定が可能で、リース期間中の走行距離を気にする必要がありません。
ニコノリは、ニコニコカーリースという大きな組織が運営していることもあり、全国47都道府県、オンライン販売に対応しており、サブスクのEV車を自宅近くまで運んでくれるのも嬉しいポイントです。さらに、専用のカスタマーセンターが365日(年中無休)がサブスク時のさまざまな疑問に答えてくれます。
頭金を用意することなく、EVに乗ってみたい、EVのことがよくわからないが、安全にEVに乗りたい方におすすめのサービスです。
✔︎ニコノリで対応しているEV
・リーフ(日産)
・サクラ(日産)
・アリア(日産)
・ekクロス(三菱)
・e(ホンダ)
・MX-30(マツダ)
参照:ニコノリ
EVサブスク:ENEOSカーリース
ENEOSカーリースは、給油王手ENEOSが提供する車の貸し出しサービスです。大手のバックがあるので、契約への安心感が見込めます。
また、ENEOSカーリースの電気自動車(EV)のサブスクとしての特徴は、取り扱いの電気自動車(EV)の車種数が4車種と比較的に多い点です。
一方、契約は5,7年と限定的であり、契約満了後のもらえるオプションのなし、また途中解約も原則付加であることから、利用開始時におけるオプションのバリエーションは少なめです。
✔︎ENEOSカーリースで対応しているEV
・リーフ(日産)
・サクラ(日産)
・MINICAB-MiEV(三菱)
・ekクロス(三菱)
参照:ENEOSカーリース
三菱の電気自動車(EV)であるMINICAB-MiEVを取り扱っているのは、ENEOSカーリースのみ。税金、車検・点検・ロードサービスもろもろ込みなメンテンナンスパックで、維持や緊急時の対応の手間も軽減できます。大手の安心感も受けながら、EVサブスクをしたい方におすすめです。
> ENEOSカーリースの詳細はこちら
KINTOは、トヨタ自動車グループが提供する自動車のリースおよびレンタルサービスを行うEVサブスクの1種です。
KINTOのサービスは、新しいモビリティのトレンドに合わせて、車を所有する代わりに車を利用することを促進することを目的とし、車メーカー側からの多様な販売方法により、一般消費者は購入方法の選択肢が増え、多様なニーズにこたえうる対策になっています。
とくにKINTOは、自動車業界を席巻していたTOYOTAが提供するサービスでもあるため、サブクスなら日常の利用の中では安心感が大きく、支店も多数あるために、ユーザーとして利用性が高くなります。
✔︎KINTOで対応しているEV
・bz4X(TOYOTA)
KINTOの最大の特徴は、各種のEVサブスクの中で、唯一TOYOTAのEVであるbz4Xを取り扱っていることです。満足度の高い自動車を続けてきたTOYOTA車の自動車であるなら、電気自動車(EV)においてもその技術が水平展開されていることが期待され、走行性や静粛性の満足度は高い評価を得ています。トヨタ社に絶対的な安心感を持たれている方はぜひご検討をしてみてください。
> KINTOの詳細はこちら
EVサブスク:ClickMobi(Nissan)
ClickMobiは、日本の電気自動車(EV)のパイオニアである日産自動車が提供するEVサブスクサービスの1つです。
取り扱いの電気自動車(EV)車種は、大人気で多数の販売台数を誇る「リーフ」と、2022年に販売が開始され、日本をEV元年に導いたとされる「サクラ」の合計で2車種になります。
正規の自動車メーカーからEVサブスクをしたい方は、ぜひチェックが必要なEVサブスクサービスです。
✔︎ClickMobiで対応しているEV
・Leaf(Nissan)
・SAKURA(Nissan)
ClickMobiの最大の特徴は、EV王手日産自動車が提供しているEVサブスクであることです。日本の中では、他メーカーに先駆けて、完全電気自動車を市場に投入し、充電設備の拡充を含めて、日本のEV化をけん引してきました。リーフに続く、軽のEVサクラ・SUVのアリア、いずれも大好評を受け、日本メーカーの中ではトップのEV販売台数を誇っています。「やっちゃえ日産」でおなじみの当メーカーに信頼を置く方はぜひチェックをしてみてください。
> ClickMobiの詳細はこちら
EVサブスク:Honda ON(HONDA)
Honda ONは、本田技研工業株式会社が提供するEVサブスクサービスの1つです。
取り扱いの電気自動車(EV)車種は、ホンダの誇る「Honda e」の1車種となり、ホンダのEVでサブスクをしたい方におすすめのEVサブスクになります。
正規の自動車メーカーからEVサブスクをしたい方は、ぜひチェックが必要なEVサブスクサービスです。
✔︎Honda ONで対応しているEV
・Honda e(honda)
Honda ONの最大の特徴は、日本が誇る本田技研工業株式会社が提供しているEVサブスクであることです。日本の中でも比較的に早い段階から電気自動車(EV)に注目し、Honda eを市場に投入してきました。ホンダに信頼を置く方はぜひチェックをしてみてください。
> Honda ONの詳細はこちら
電気自動車(EV)のサブスクと新車購入はどっちがお得なのか?
それでは、電気自動車(EV)のサブスクと購入ではどちらがお得なのでしょうか?
結論からいうと、どんなサービスで、基本的には「電気自動車(EV)を購入する」選択肢の方が「電気自動車(EV)のサブスク」と比べて電気自動車(EV)をお得に所有できます。
EV購入・EVサブスクでかかる車の総費用
電気自動車(EV)の購入とサブスク費用を比較する際に、それぞれにかかる費用は次のとおりです。なお、計算には電気自動車(EV)として有名なリーフのe+Xを参考に最大のオフィシャルサイトの新車価格及び、業界最安値のEVサブスクサービスでの月額費用(4年契約義務)を参照して比較しています。
計算の諸条件:EV購入時の国の補助金のみを活用(地域により補助額差が大きいため、都道府県・市区町村のEV補助金を計算外にしています)、駐車場を月額1万円、燃料費を年3万円、売却時の想定売値を新車価格の0.7掛け(0.7倍)で計算しています。
EV購入の場合は、毎年の支払額はサブスクを大きく上回り家計を圧迫しますが、EVサブスクの場合は、年間の支払額が少なく、毎月の支払いでの負担が小さくなります。一方、4年後における合計の収支における支払い総額では、EV新車購入は少なく、EVサブスクの方が大きくなります。
そのため、次のようにまとめることができます。
・短期的な支払い(毎月の支払い)ならEVサブスクの方が月々の支払額が少なく負担が少ない!
・長期的な支払い(売却込み)ならEV新車購入の方が収支がお得!
EV購入とサブスクの支払い総額の分岐点
一方で、上の表をご覧いただくと分かるように、4年間の収支の中で比べたときに最も収支総額に影響を与える項目が「収入」部分に当たる「4年後売却時の想定価格」です。つまり、EV新車購入の場合は売却価格がポイントになります。
EVの売却単価を、新車の車体価格に各種倍率をかけた際の4年間の収支総額を比べると次のようになります。
表から分かるように、売却単価が新車購入時の0.7倍(例えば、300万円で購入したEVなら210万円)ならEVサブスクよりもお得になります。また、0.7倍よりも高く売れれば売れるほど、EV購入の方がお得になります。一方、売却単価が新車時の0.7倍未満ではEVサブスクの方が4年後の支払い総額はお得になります。つまり、支払い総額の分岐点の目安は、4年後の売却単価が0.7倍であるか、という点になります。
なお、EVを高く売るには「①値下がりしにくい車種を選ぶ」「②高く買い取ってくれる業者を見つける」「③高く売れる状態で使う」など複数のポイントがあります。いずれが欠けても車を高く売ることができなくなるため、ぜひチェックしてみてください。
関連記事:②【高く売る】車をお得に売却する方法とおすすめの自動車査定
まとめ:電気自動車(EV)のサブスク・リース・レンタカーを上手に活用しよう!
本記事は「【新時代】EVは新車購入?サブスク?リース?レンタカー?おすすめサービスを徹底比較!」について紹介しました。
✔︎EVおすすめサブスク・リース
SOMPOで乗ーる:EVの取り扱い車種数No.1。多くの車種のEVを探したい方におすすめのEVサブスク。
MOTAカーリース:距離制限なし。EV普及に対して前向きなEVサブスク。
リースナブル:業界最安レベル。月額10,000円以下から新車に乗れるEVサブスク。
ニコノリ:有名なニコニコカーリースが提供するEVサブスク。ボーナス払い制対応。
KINTO:トヨタが提供する自動車のリースおよびレンタルサービスを行うEVサブスク。
EVへのシフトの時代はすでに始まっています。
サブスクは初期費用のリスクを下げられるサービスになりますので、ぜひそのメリットを活用しながらあなたにぴったりのEVライフをご検討ください。
読んでくださりありがとうございました。
それでは、良いEVライフを!