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今日は多数のEV関連ニュースから注目の情報として「自動運転電気自動車(EV)|スタートアップ企業チューリングが経済産業省の「J-Startup企業」に選定」をEVライフライターが紹介します。
自動運転電気自動車(EV)のスタートアップ企業チューリングが経済産業省の「J-Startup企業」に選定
自動運転電気自動車(EV)のスタートアップ企業チューリングが経済産業省の「J-Startup企業」に選定の概要
完全自動運転電気自動車(EV)の開発・製造に特化したスタートアップ企業であるチューリングは、経済産業省の「J-Startup企業」に選定されました。J-Startupは、経済産業省が主導するスタートアップ支援プログラムで、革新的な技術やビジネスモデルによって新しい価値を提供することを目的としています。「J-Startup企業」は、ベンチャーキャピタリストや大企業の新規事業担当者などの外部有識者からの推薦をもとに厳正な審査を行い、毎年50社のスタートアップ企業を選定しています。チューリングは、世界の自動車産業に参入するための高い技術力、根付いた強固なソフトウェア文化、優秀な人材の採用力などが評価され、2023年のJ-Startup企業に選出されました。
チューリングは、世界で初めて名人を破った将棋AI「Ponanza」の開発者である山本雅成氏と、カーネギーメロン大学で自動運転の博士号を取得している篠俊介氏が2021年に共同設立した会社です。同社は「We Overtake Tesla」をミッションに掲げ、完全自動運転のEVを量産することを目指しています。すでにシードラウンドで10億円を調達しており、2023年には独自の車両生産体制の確立を目指し、シリーズAの資金調達を予定しています。
チューリングは、J-Startup企業の一員として、今後もさらなる事業拡大と完全自動運転車の開発に向けたAI技術の開発に取り組んでいきます。チューリングは、限られた領域にとどまらない「完全自動運転」の実現を目指しています。今回のJ-Startup企業への選出は、日本にある約10,000社のスタートアップ企業の中から、グローバルな舞台で競争し勝利する可能性があり、革新的な技術やビジネスモデルによって世界に新しい価値を提供することができると大きく評価されたことになります。
また、チューリングの選出は、自動車産業の将来を担うものとして広く注目されている自律走行車の開発に対する世界的な関心の高まりを反映しています。自律走行車の市場は、より安全で、より効率的で、より持続可能な輸送に対する需要の高まりにより、今後数年間で急速に成長すると予想されます。チューリング社は、完全自動運転のEVに注力することで、このトレンドを活用し、世界の自動車産業における主要なプレーヤーとなることを目指します。
自動運転電気自動車(EV)のスタートアップ企業チューリングとは?
自動運転電気自動車(EV)のスタートアップ企業チューリング
日本のスタートアップであるチューニングは、"We Overtake Tesla "をミッションに、完全自動運転の電気自動車(EV)の大量生産に挑戦しています。完全自動運転のEVは、人々の生活を大きく改善する、環境に配慮したゲームチェンジャー的な製品です。チューリングは、文明と人類の進歩に不可欠なこの開発の最前線に立つことを目指します。
チューリングは、「J-Startup」プログラムの支援企業に選ばれ、AIが設計した「全自動EV」コンセプトカーを発表し、車両生産施設「チューリング柏ノバファクトリー」を設立するなど、ここ最近でいくつかのマイルストーンを達成しています。また、1号車の販売完了、AI自動運転による公的機関の許可下での北海道世界一周の完遂、500時間の運転データベースの作成などの実績があります。
チューリングのCEO兼共同創業者の山本一成は、以前、将棋の名人を倒すプログラムを作ったことがあり、今回はテスラを超える完成車メーカーを作ろうと意気込んでいます。同社のCTO兼共同創業者の青木俊介は、カーネギーメロン大学で博士号を取得し、国立情報学研究所の青木研究室のPIを務めています。同社は、工学史に残る完全自動運転EVの量産メーカーを作るために、専門家集団を擁しています。
自動運転電気自動車(EV)のスタートアップ企業チューリングの特徴と目標
チューリングは、完全自動運転EVは従来の自動車とは全く異なる製品であり、開発にも異なるアプローチが必要だと考えています。ソフトウェア開発だけでなく、EVの生産も行うことで、次世代に向けた製品づくりを目指しているのです。自動車産業は、世界で年間300兆円、日本でも50兆円の経済規模を持つ、多くの先進国の基幹産業である。自動車産業が大きく変化するこの時代に、日本発のスタートアップがEVや自動運転に挑戦する必要があるとチューリングは考えています。
チューリングの自動運転は、カメラを使ったアプローチで、運転判断の仕組みに着目しています。人間のドライバー学習と同じアプローチでAIを開発することが、完全自動運転につながると考えているのだ。完全自動運転の実現には、大規模なディープラーニングモデルの構築が必要だと考えています。そのためには、大量の走行データを取得・管理・運用し、モデルを構築していく予定です。そして、2030年までに完全自動運転EVを1万台生産し、上場を目指す予定のようです。
まとめ:自動運転電気自動車(EV)のスタートアップ企業チューリングが「J-Startup企業」として自動運転を加速
本記事は「自動運転電気自動車(EV)のスタートアップ企業チューリングが経済産業省の「J-Startup企業」に選定」について紹介しました。
チューリングは完全自動運転のEVを大量生産し、テスラを超えることに挑戦する決意しています。小規模な生産工場の設立、北海道世界一周の完了、500時間の走行データベースの作成など、いくつかのマイルストーンを達成し、完全自動運転が2030年よりかなり前に実現可能になると考えており、2030年までに完全自動運転のEV1万台の生産と株式公開を達成するとしています。
チューリング社のJ-Startup企業への選出は、完全自動運転EVの開発において、グローバルな舞台で競争する可能性があると認められた結果です。同社の高度な技術力、強力なソフトウェア文化、優秀な人材を採用する能力は、世界の自動車産業における主要なプレーヤーになるために十分なポジションを占めていると言えるでしょう。自律走行車の市場が拡大し続ける中、完全自動運転EVに注力するチューリングは、このトレンドを活用し、革新的な技術とビジネスモデルを通じて世界に新しい価値を提供することができます。
今回の記事を見て、EVに関する取り組みやEVに興味を持っていただき、電気自動車(EV)を身近に感じてもらえたら幸いです!
参考:株式会社Turing
読んで下さりありがとうございました。それではより良いEVライフを!
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