こんにちは、EVライフ編集部です。
日々、多くの電気自動車(EV)関連の新製品や活用方法、ピックアップニュースが登場しています。EVライフでは、電気自動車(EV)との生活をまとめ、整理して発信しています。
今日は多数のEV関連ニュースから注目の情報として「伊佐市と日産自動車が電気自動車(EV)を活用し脱炭素化及び強靱化の実現に向け共創」をEVライフライターが紹介します。
伊佐市と日産自動車が電気自動車(EV)を活用し脱炭素化及び強靱化の実現に向け共創
鹿児島県伊佐市、日産自動車株式会社、鹿児島日産自動車株式会社の3者は、30日、脱炭素社会の実現や災害対策強化等、地域課題の解決に向けて「電気自動車を活用した脱炭素化及び強靱化に関する連携協定」を締結しました。
伊佐市と日産自動車が協定締結の背景
伊佐市は、令和5年2月に「ゼロカーボンシティ」を表明し、豊かな自然環境を守り、安全・安心に暮らせるまちを未来に引き継ぐため、温室効果ガスの削減やSDGsの推進、持続可能で強靱なまちづくりに向けた防災・災害対策等に積極的に取り組んでいます。その一環として、今後、電気自動車(EV)を公用車として導入していきます。
日産自動車は、これまで培ってきたEVに関するノウハウやネットワークを活かし、脱炭素、災害対策、エネルギーマネジメント、エコな観光、地方での交通課題などの地域課題解決により、社会変革をしていく日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」を推進しています。EVの普及によるSDGsの達成やゼロ・エミッション社会の実現を通じ、人とクルマと自然が共生し、住む人がワクワクするまちづくりによる地域社会の発展に貢献するため、全国の自治体・企業の皆さまと共に活動しています。
この日産自動車が推進する「ブルー・スイッチ」と伊佐市が目指す脱炭素化や強靱化の実現に向けた取り組みに両者が賛同し、本協定の締結を行う運びとなりました。
日産自動車のブルー・スイッチによるSDGsへの貢献
日産自動車が推進する「ブルー・スイッチ」は、持続可能な社会の実現に向けて重要な役割を果たします。この取り組みにより、伊佐市と日産自動車はSDGsへの貢献を目指します。ブルー・スイッチの具体的な活動によって、以下のような目標への寄与が期待されます。
(1) EVの普及促進、利活用に関すること
協定締結において、EVの普及促進と利活用が重要な項目として取り組まれます。伊佐市、日産自動車、鹿児島日産自動車は、EVを「走る蓄電池」として活用し、市民の環境・防災意識向上を目指します。伊佐市は、温室効果ガスの削減対策としてEVの導入や伊佐市内でのEV普及を促す施策を実施する予定です。
(2) 災害におけるEVの活用に関すること
伊佐市は、災害におけるEVの活用に注力しています。災害が発生した際に停電が起こることがありますが、EVのバッテリーを電力源として活用することで、停電時の電力供給に役立てることができます。このため、伊佐市は日産の販売会社の店舗に配備されているEVを避難所などに無償で提供し、市民の生命と身体の安全を守る取り組みを進めます。
伊佐市と日産自動車は、EVの普及促進を通じて脱炭素社会の実現に取り組むとともに、美しい自然環境の保全や持続可能なまちづくりを目指すために協力し合います。
伊佐市と日産自動車が電気自動車(EV)を活用し脱炭素化及び強靱化の実現に向け共創の詳細
本協定では、以下の2つの項目について連携し、具体的な取り組みを行うことが合意されました。
1. EVの普及促進、利活用に関すること
伊佐市と日産自動車は、EVの普及促進と利活用に積極的に取り組みます。具体的な取り組みとしては、以下のようなことが考えられます。
- 伊佐市での公用車としてのEV導入促進
- EVの充電インフラ整備の推進
- EVの充電料金の割引や優遇制度の導入
- EVを活用した観光や交通の振興
- 市民へのEV普及啓発活動の開催
これらの取り組みにより、伊佐市内のEV普及率の向上や住民のEV利用の促進を図ります。
2. 災害におけるEVの活用に関すること
伊佐市は、災害時におけるEVの活用にも重点を置いています。EVはバッテリーを搭載しており、停電時には電力供給源として活用することができます。具体的な取り組みとしては、以下のようなことが考えられます。
- 日産の販売会社の店舗に配備されているEVの避難所などへの提供
- 災害時の避難所や被災地でのEVの充電施設の設置
- EVを活用した避難所での電力供給の確保
これらの取り組みにより、災害時における電力供給の安定化や避難所での生活環境の改善を図ります。
まとめ:伊佐市と日産自動車が電気自動車(EV)を活用し脱炭素化及び強靱化の実現に向け共創
伊佐市と日産自動車は、地域課題の解決と地域社会の持続的な発展に向けて、連携を強化し共同で取り組みます。脱炭素化や強靱化の実現により、豊かな自然環境を守りながら、住民が安心・安全に暮らせるまちづくりを推進していきます。また、この協定を通じて、他の自治体や企業にも良いモデルとなる取り組みが広がることを期待しています。
今回の記事を見て、EVに関する取り組みやEV自身に興味を持っていただき、電気自動車(EV)を身近に感じてもらえたら幸いです!
読んで下さりありがとうございました。それではより良いEVライフを!
参考:日産自動車
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