こんにちは、EVライフ編集部です。
日々、多くの電気自動車(EV)関連の新製品や活用方法、ピックアップニュースが登場しています。EVライフでは、電気自動車(EV)との生活をまとめ、整理して発信しています。
今日は多数のEV関連ニュースから注目の情報として「【EV部品メーカー】サンコールがEV用バスバーの生産拡大で4億円投資、九州へ進出!」をEVライフライターが紹介します。
【EV部品メーカー】サンコールがEV用バスバーの生産拡大で4億円投資、九州へ進出!の概要
電気自動車(EV)化の加速に伴うバスバーの需要増加
近年、世界的にEV化の加速に伴い、EV用バスバーなどの配電部品の需要が高まっています。EV/HEV用バスバーは、数百アンペアの大電流を走らせ、効率的な電気の供給が動力性能や航続距離等に大きく影響する重要な部品です。さらに、充電時間の短縮に向けた高電圧化が進む中、インバーターやバッテリーパックなどのユニット間をつなぎ、大電流を届けることのできるバスバーは、電動車の血管ともいえます。
EV部品メーカーのサンコールがEV/HEV用バスバー生産で支える日本の電動化
サンコールは、EV/HEV用バスバーの生産を始めて以来、日本の自動車メーカーの電動化を支える企業として成長しました。塑性加工技術・溶接技術を応用したものづくりを得意とし、オリジナルのバスバー製造技術を開発し、電動車の血管の役割を果たす部品を提供しています。
EV/HEV用バスバーの需要がますます高まる中、サンコールはEV/HEV用バスバーの生産拠点を九州に進出することを決定しました。熊本県の子会社・サンコール菊池株式会社は、20年以上前からEV製品の開発を手掛け、オリジナルの生産設備を擁しており、技術力に定評があります。2025年度には、約4億円の大型投資により生産能力を拡大し、バスバー事業全体の売上は40億円を見込んでいます。
EV部品メーカーサンコールのバスバー製造に携わる技術力とは
サンコールは80年の歴史を持ち、培われた塑性加工技術・溶接技術を応用したものづくりを得意としています。独自開発のマルチフォーミング技術を活用した自社製造のバスバーは、数百アンペアの大電流を配電する高精度な商品ラインナップを誇ります。また、それに加えて、サンコール菊池株式会社が開発したフォーミング機械は、独自の技術力を活かしながらEV製品の生産拡大の基盤を支えます。
【EV部品メーカー】サンコールがEV用バスバーの生産拡大で4億円投資、九州へ進出!の詳細
EV部品メーカーのサンコール菊池が技術力を活かした地元のニーズに応える
サンコール菊池株式会社ではEV製品の開発だけでなく、地元のニーズにも応えた多様な製品開発を手掛けています。農家の悩みを解決するための製品や、釣具メーカー向けのルアー用の細工ばねなど、エンジニアリングの技術を生かし、顧客の多様なニーズに応える取り組みを行っています。また、同社の社風は女性でも活躍できる職場作りや社員が自由なアイデアを提案することを尊
重にしており、自社製品の品質向上に取り組んでいます。
EV部品メーカーのサンコールのサステナビリティ経営とは
サンコールは、サステナビリティ経営に取り組んでおり、社会的・環境的責任を果たし、事業を持続可能にすることを目指しています。具体的な取り組みとして、CSR活動や社員の働き方改革、環境貢献活動、地域貢献活動などを行っており、社会的価値を創出することにも力を注いでいます。
まとめ:EV部品メーカーのサンコールがEV用バスバーの生産拡大で4億円投資、九州へ進出!の詳細
サンコールは、EV化の加速に伴い、EV/HEV用バスバーの需要が高まる中、バスバーの生産拠点を九州に進出し、さらなる拡大を目指しています。オリジナルのバスバー製造技術を活かし、自社開発のマルチフォーミング技術や製品ラインアップにより、日本の電動化を支える企業の一つとして成長しています。また、サステナビリティ経営にも力を注ぎ、社会的責任を果たし、事業を持続可能にすることを目指しています。
今回の記事を見て、EVに関する取り組みやEV自身に興味を持っていただき、電気自動車(EV)を身近に感じてもらえたら幸いです!
読んで下さりありがとうございました。それではより良いEVライフを!
参考:サンコール
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