こんにちは、EVライフ編集部です。
日々、多くの電気自動車(EV)関連の新製品や活用方法、ピックアップニュースが登場しています。EVライフでは、電気自動車(EV)との生活をまとめ、整理して発信しています。
今日は多数のEV関連ニュースから注目の情報として「 ムサシ製駆動ユニット搭載の2輪EVがインドで12月上市へ」をEVライフライターが紹介します。
ムサシ製駆動ユニット搭載の2輪EVがインドで12月上市への概要
ムサシのインドにおけるEモビリティの普及促進の取り組み
日本の精密部品メーカーである武蔵精密工業株式会社(以下、ムサシ)は、インドのEVスタートアップ企業であるBNC(本社:インド・タミル・ナードゥ州コインバトール、CEO: Anirudh Ravi Narayanan)との間で、ムサシ製EV駆動ユニットを搭載した2輪EVを2023年12月から販売することで合意しました。
画像転用元:ムサシ
これにより、両社はインド市場において新型の2輪EV、3輪EVの共同開発に取り組み、インドにおけるEモビリティの普及促進の取り組みを進めています。
ムサシのBNCとの協業による共同開発
ムサシとBNCは、戦略的な協業により、インドでのEモビリティの普及促進に向けて取り組んでいます。ムサシのEV駆動ユニットは、強みであるギヤ加工技術を核に、インド市場の最大マーケットセグメントである125ccのガソリン車と同等以上の加速性能や最高速度のパフォーマンスを達成しています。
さらに、電費向上に寄与する伝達効率や静粛性が、商品性での差別化を目指すBNCの戦略に合致し、最新型2輪EV“Perfetto”へのムサシ製駆動ユニットの初適用が決定しました。
ムサシとBNCは今回のMoUに基づき、バッテリー分野での提携も検討することで合意しており、ムサシでは今後にEV向けバッテリーマネジメントシステムの開発を進めてまいります。
武蔵精密工業株式会社(ムサシ)について
武蔵精密工業は、四輪/二輪車用向けに、デファレンシャル/トランスミッションギヤ/プラネタリィ/ボールジョイント/カムシャフト等の開発/製造/販売を行っています。
コア事業における電動、自動運転といった次世代モビリティ向け商品展開を進める一方、先端AI技術開発によるインダストリー4.0の推進、カーボンニュートラルへの貢献を目指したエネルギーソリューション事業、更にSDGsの幅広い領域での達成貢献に向けたオープンイノベーション展開等、広く新事業の創出・拡大にも注力しております。
まとめ:ムサシ製駆動ユニット搭載の2輪EVがインドで12月上市へ!
以上が、ムサシ製駆動ユニット搭載の2輪EVがインドで12月上市へという取り組みについての記事でした。日本の精密技術とインドのスタートアップ企業との協業により、Eモビリティの普及促進が進む一方で、エネルギーソリューション事業、SDGsへの貢献など、社会的な意義も高い取り組みであることがわかります。
今後も、武蔵精密工業は、次世代モビリティの発展に貢献するため、精密技術を活かした革新的な商品開発に注力していくことでしょう。また、国際社会のSDGs達成に向けた取り組みにも積極的に取り組んでいくことで、社会的なニーズに応えることが求められる時代において、企業としての社会的責任を果たしていくことができます。
今回の記事を見て、EVに関する取り組みやEV自身に興味を持っていただき、電気自動車(EV)を身近に感じてもらえたら幸いです!
読んで下さりありがとうございました。それではより良いEVライフを!
参考:ムサシ
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