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こんにちは、EVライフ編集部です。
日々、多くの電気自動車（EV）関連の新製品や活用方法、ピックアップニュースが登場しています。EVライフでは、電気自動車（EV）との生活をまとめ、整理して発信しています。
今日は多数のEV関連ニュースから注目の情報として「【EVバッテリー】出光興産が全固体電池向け固体電解質の供給能力増強へ」をEVライフライターが紹介します。
【EVバッテリー】出光興産が全固体電池向け固体電解質の供給能力増強への概要
出光興産株式会社は、全固体リチウムイオン二次電池（以下「全固体電池」）の普及・拡大へ向け、固体電解質の小型実証設備第1プラント（稼働開始：2021年11月）の生産能力を増強し、固体電解質の供給能力を向上させることを発表しました。加えて、本年7月より小型実証設備第2プラントの稼働も開始し、全固体電池の開発を進める自動車・電池メーカーなどへ、当社の固体電解質を着実に供給いたします。本取り組みは、2030年ビジョン「責任ある変革者」、2050年ビジョン「変革をカタチに」に沿って、2050年カーボンニュートラル社会の実現に向けて貢献するものです。
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画像転用元：出光興産
出光興産が固体電解質の供給能力増強する全固体電池の期待される効果
次世代型の電池の本命とされる全固体電池は、主に電気自動車（EV）における航続距離拡大・充電時間の短縮・安全性向上が期待されています。これにより、EVをはじめとする電動化社会の普及促進に貢献することが期待されます。自動車・電池メーカー等は開発を加速させており、それに伴い材料ニーズがより一層高まっています。
出光興産が固体電解質事業化へ向けた取り組み
出光興産は、全固体電池およびそれを搭載したEVの実用化に向け必要不可欠な固体電解質の性能の向上および量産技術の開発を加速させ、質と量の両面で応えることで、全固体電池の普及・拡大に貢献してまいります。
小型実証設備（第１プラント、第２プラント）で製造したサンプルを活用し、自動車・電池メーカー等のニーズを把握しながら開発を推進することで、迅速に適切な材料仕様を作り上げます。そして、小型実証設備での実証を足掛かりに、次のステージとなる大型パイロット装置での量産技術の確立※3とその先の事業化へつなげる計画です。また、材料メーカーと共同開発にも取り組み、新しい高性能材料の開発も行っています。
【EVバッテリー】出光興産が全固体電池向け固体電解質の供給能力増強への詳細
出光興産が全固体電池向け固体電解質の取り組みの概要図
以下が出光興産の中期経営計画資料から抜粋した、固体電解質事業化へ向けた取り組みの概要図です。
画像転用元：出光興産
なお、事業化へ向けては、日本のみならず、グローバル目線での自動車・電池メーカーや材料メーカーとの共同取り組みを強化するため、以下の出光興産の拠点を窓口・接合点として活用します。
・Idemitsu Research and Business Development Europe AG （スイス・バーゼル）
・Idemitsu Advanced Materials Korea Co., Ltd.（韓国・京畿道烏山市）
・Idemitsu Americas Holdings Corporation（米国・カリフォルニア州サンノゼ）
H3-2: カーボンニュートラル・循環型社会の実現に向けた取り組み
出光興産グループは、今後も技術の力で、産業活動・一般消費者向けのカーボンニュートラルソリューションを提供し、カーボンニュートラル・循環型社会の実現に貢献してまいります。昨年11月に発表した中期経営計画（対象年度：2023～2025年度）では、下記「3つの事業領域」の社会実装を通して「人々の暮らしを支える責任」と「未来の地球環境を守る責任」を果たすことを表明しました。
本取り組みは、電気自動車（EV）や蓄電池などの普及拡大に寄与するものであり、上記３つの事業領域における「一歩先のエネルギー」、「多様な省資源・資源循環ソリューション」に向けた取り組みと位置付けています。
まとめ：出光興産が全固体電池向け固体電解質の供給能力増強へ
出光興産は、全固体電池およびそれを搭載したEVの実用化に向け必要不可欠な固体電解質の性能の向上および量産技術の開発を加速させ、質と量の両面で応えることで、全固体電池の普及・拡大に貢献してまいります。今後も技術の力で、産業活動・一般消費者向けのカーボンニュートラルソリューションを提供し、カーボンニュートラル・循環型社会の実現に貢献してまいります。
この取り組みは、出光興産の2030年ビジョン「責任ある変革者」、2050年ビジョン「変革をカタチに」に沿って、2050年カーボンニュートラル社会の実現に向けて貢献するものとして位置付けられています。全固体電池は、次世代型の電池として期待が高まっており、EVをはじめとする電動化社会の普及促進に貢献することが期待されています。出光興産は、グローバルな視野に立ち、自動車・電池メーカーや材料メーカーとの共同開発を通して、固体電解質事業化へ取り組んでいきます。そして、技術の力でカーボンニュートラル・循環型社会の実現に貢献することで、持続可能な社会の実現を目指していきます。
今回の記事を見て、EVに関する取り組みやEV自身に興味を持っていただき、電気自動車（EV）を身近に感じてもらえたら幸いです！
読んで下さりありがとうございました。それではより良いEVライフを！
参考：出光興産
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