テスラモデル3 RWDとテスラモデル3 ロングレンジの電気自動車(EV)の各種の違いについて、比較していきます。
2つのEVの違いを「航続距離、価格、電費、バッテリー価格、助成金、全長」について、EV平均値をスコア50とした時の独自レートに当てはめると上のチャートようになります。チャートにおいて「航続距離、電費、助成金、全長」は数値が大きいほどスコアが大きく、「価格・バッテリー価格」は数値が小さい(安い)ほどスコアが大きくなります。
チャート分析の結果チャート解析から、日本で購入できる電気自動車(EV)約110種類の中で、テスラモデル3 RWDとテスラモデル3 ロングレンジの電気自動車(EV)としての違いは、大きくあり、性能・機能的に系統が大きく異なるEVになります。モデル3 RWDとモデル3 ロングレンジの大きな違いの上位3つは次のとおりです。
<モデル3 RWDとモデル3 ロングレンジの違い>
違い①:航続距離
違い②:電費
違い③:価格
モデル3 RWDとモデル3 ロングレンジの違い①:航続距離
では、モデル3 RWDとモデル3 ロングレンジの最大の違いはどこになるのか。
性能レーダーチャートから最も大きな違いを確認すると、テスラモデル3 RWDとテスラモデル3 ロングレンジの電気自動車(EV)の最大の違いは「航続距離」になります。
テスラモデル3 RWDの航続距離は565kmであり、モデル3 ロングレンジの航続距離は689kmになります。つまり、テスラモデル3 RWDとテスラモデル3 ロングレンジの電気自動車(EV)の最大の違いである「航続距離」の差は約124kmになります。航続距離が長くなればなるほど、充電の回数を減らすことができるため充電の手間を軽減することができます。
走行距離の目安
電気自動車(EV)の走行距離は、満タンまで充電した際に充電100%から0%になるまでに走行できる距離を示します。一般的に、走行距離が長いほど、より長い距離を走ることができるために利便性が高く、充電回数を減らすことができます。走行距離(航続距離)を評価する国際的評価方法をwltcと言い、wltcの距離は実際に走行できる距離より長めに出ることをご留意ください(一般的に、実際の走行可能距離はwltcの7〜8割程度になります)。走行距離の目安として、100kmは東京駅から神奈川県湯河原駅程度、700kmは東京駅から青森駅の距離に相当します。
モデル3 RWDとモデル3 ロングレンジの違い②:電費
では、モデル3 RWDとモデル3 ロングレンジの2番目の違いはどこにあるのでしょうか。
性能レーダーチャートから2番目に大きな違いを確認すると、テスラモデル3 RWDとテスラモデル3 ロングレンジの電気自動車(EV)の2番目の違いは「電費」になります。
テスラモデル3 RWDの電費は9.42km/kWhであり、モデル3 ロングレンジの電費は8.4km/kWhになります。つまり、テスラモデル3 RWDとテスラモデル3 ロングレンジの電気自動車(EV)の2番目の違いである「電費」の差は約1.01km/kWhになります。電費が大きいほど、電力量あたりの走行距離が長くなるため、より少ない電気でたくさんの距離を走ることができます。ランニングコストにあたる走行距離あたりの電気代を抑えたい方に重要なポイントになります。
電費の目安
電気自動車(EV)の電費は、電池の容量1kWhあたりに走行できる距離を示します。一般的に電費が良い(長い)ほど、少ない電気量で長い距離を走ることができるために、燃料費を抑えることができます。例えば、7km/kWhの電気自動車(EV)と8km/kWhの電気自動車(EV)がある場合、年間で1万kmを走行する場合で8km/kWhの電気自動車(EV)で約4464円の電気代を抑えることができます(電気単価を25円/kWhで計算)。
モデル3 RWDとモデル3 ロングレンジの違い③:価格
では、モデル3 RWDとモデル3 ロングレンジの3番目の違いはどこにあるのでしょうか。
性能レーダーチャートから3番目に大きな違いを確認すると、テスラモデル3 RWDとテスラモデル3 ロングレンジの電気自動車(EV)の3番目の違いは「価格」になります。
テスラモデル3 RWDの価格は5,369,000円であり、モデル3 ロングレンジの価格は6,424,600円になります。つまり、テスラモデル3 RWDとテスラモデル3 ロングレンジの電気自動車(EV)の3番目の違いである「価格」の差は約1,055,600円になります。価格が安くなると、初期費用が下がるので、自動車所有のハードルが下がることや自動車所有期間で見た時の車所有費用を下げることに繋がり、低コストで車を所有したい方に重要なポイントになります。
EV価格の目安
本比較で検討された価格は「車体価格」になります。実際の購入には、さらにオプションが付き、増額されることをご留意ください。車体の価格が低いほど、初期費用を抑えることができるため、車所有に向けた精神的な負担が低くなります。また、初期費用が低めになると、例えばローンを組んだ際、月々の支払額が少なくなりますので、ランニングで見た時の月の負担も抑えることができます。