こんにちは、EVライフ編集部です。
最近、電気自動車(EV)がますます注目されており、様々なメーカーのEVが発売されています。EVライフを楽しむうえで、車の安全性は最も大切な要素です。そこで、EVライフでは、皆様が安心してEVに乗れることをお手伝いするため、関連するリコール情報をお届けします。
今回は情報が少し古いですが、「要確認!日産のリコール|リーフのリコール情報をお届け」と題して、EVライフライターが関連情報を紹介します。
日産のEVのリコール|リーフのリコール情報をお届けの概要
日産のEVのリコール|リーフのリコール情報の内容
日産自動車株式会社はこのほど、「リーフ」ZAA-ZE1型について、保安基準に適合しないとしてリコールの届け出を行いました。このリコール届出は、2022年10月6日付けで行われ、その後、10月7日にリコール報告書第5214号が発行されました。
同通知では、不具合箇所をバックドアヒンジ、具体的には車体に固定されたナットとしています。製造工程の一部において、バックドアヒンジの作業指示書及び検査指示書が不適切なため、構造、装置又は性能の状態が規格に適合しないことが判明したようです。そのため、ナットが規定トルクを超えて適切に締め付けられず、締結ボルトが変形してしまい、最悪の場合、ヒンジの片側が外れ、保安基準第18条に規定する締付基準に違反するおそれがあります。
対象車両は、2022年6月6日から2022年6月10日までに生産されたZAA-ZE1型「リーフ」で、リコール対象車の車台番号の範囲は、ZE1-202079~ZE1-202837で、リコール対象台数は合計108台です。今のところ事故や不具合は報告されていません。
日産のリコール|リーフのリコール情報の対策
リコール届出では、バックドアのヒンジとナットを全数交換するとしています。
対象車両の所有者には、ダイレクトメールまたは日整連発行の機関誌に掲載で通知し、日産のウェブサイトにも情報を掲載する予定です。
そのほか注意点として以下のようなことが述べられています。
リコール対象車の含まれる車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれておりますので、詳細につきましてはお買い求めの販売会社までお問い合わせ下さい。
リコール対象車の製作期間は、ご購入の時期とは一致しておりません。
車台番号は、車検証に印刷されております
参考:国土交通省
日産のEVのリコール|リーフのリコール情報をお届けの対象車種
今回リコールの対象となっている車種をこちらにまとめておきます。
日産のリコール車種「リーフ」
リコール対象車の車台番号(シリアル番号)と製作期間【対象台数】
ZE1-202079~ZE1-202837 令和4年6月6日~令和4年6月10日 【108台】
日産のEVのリコール|リーフのリコール情報をお届けに関するおさらい
"リコール "とは、自動車メーカーや監督官庁が安全性などの問題から一定台数の自動車を回収することを指します。
電気自動車(EV)に関わるリコールは長年にわたって数回行われていますが、過去のEVのリコールの例としては、バッテリー発火の問題、ソフトウェアの不具合、充電部品の不具合などがあります。しかし、電気自動車は従来のガス自動車に比べて可動部品が少ないため、特定の種類の故障の可能性を減らすことができるとも言われています。
電気自動車の購入を検討している場合は、興味のある特定のメーカーやモデルの安全記録を調べ、電気自動車に関連するリコールや安全上の懸念について常に情報を得ることが大切です。
まとめ:日産のEVのリコール|リーフのリコール情報を確認して安全なEVライフを!
本記事は「要確認!日産のリコール|リーフのリコール情報をお届け(2022年10月6日届出分)」を紹介しました。
リコール届出は、企業にとって製品の安全性を確保し、お客様を潜在的な被害から守るための重要な手段です。日産は、バックドアヒンジの不適合問題への迅速な対応と、影響を受けるユーザーおよび整備事業者への積極的な情報提供を行うことで、品質と安全に対しての姿勢を示しているといえます。
リコール通知を受け取った場合は、最寄りのディーラーまたはメーカーに連絡し、詳細情報を入手し、必要な修理を予定してください。
読んで下さりありがとうございました。それでは、良いEVをライフを!
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